新世代ハイビジョン防犯・監視カメラシステム HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラシステムについて

新世代ハイビジョン防犯・監視カメラシステム HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラシステム

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラシステムについて詳しく見る

このページではHD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラについて詳しくご説明致します。
アナログ防犯・監視カメラとの違いやHD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラのメリット・デメリットなどを分かりやすくご案内させていただきます。

HD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラシステムとは

 まず始めにハイビジョンとは

ハイビジョンとはNHK放送技術研究所が開発した高精細テレビの一方式です。また、単に高精細テレビ一般の総称として普及しています。高精細テレビの一般名称は海外ではHDTV(High Definition Television)と呼ばれています。ハイビジョンの定義は走査線がNTSC(従来のアナログテレビ放送)の525本に対し720本以上であり、 画素数ではNTSCの720×480(約35万)ピクセルに対し1280×720(約92万)ピクセルに増えています。また、画面のアスペクト比(縦横の比率)は従来方式の4:3から16:9へとワイド画面になり臨場感が増しています。

 フルハイビジョンとは

高解像度のデジタル・ハイビジョン・テレビ放送(HDTV)の中で、走査線1080本、画素数で1920×1080(約207万)ピクセルの最も解像度の高い(水平解像度1080本)方式がフルハイビジョン、 またはフルHD(Full High Definition)と呼ばれています。解像度で比較すると従来のアナログテレビの約35万画素からフルHDでは約207万画素となり、約6倍も画素数が増えていることになります。

 CCTVとは

一般的に普及しているCCTVとはClosed Circuit Televisionの短縮語です。新世代のハイビジョン方式がCCTV市場にも普及し始めた為、従来の方式との区別を図る為に 従来方式をSD-CCTV(Standard Definition-closed Circuit Television)と呼び、新方式はHD-CCTV(High Definition-closed Circuit Television)と呼ばれるようになっています。

 監視映像もハイビジョン化を望む声が

地上デジタル・ハイビジョン放送の開始と共に従来のアナログカメラによる監視映像に満足しない一般ユーザーが増え、また、金融業界およびコンビニを始めとする小売業界からは犯罪の多様化及びカメラシステムの用途、活用幅の増大に 対応する為、IPカメラに変わるより高度な高精細映像カメラシステムの要求が高まってきています。その要求を叶えるシステムがHD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラシステムとなります。

アナログ方式とハイビジョン方式の違い

HD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラ アナログ方式とハイビジョン方式の違い

アナログTVでは解像度720×480の35万画素、HD TVでは1280×720の92万画素、Full HD TVでは1920×1080の207万画素の画素数表示となります。画素数が増えると言うことは、それだけ映像がキメ細かくなり、今まで識別できなかった細かな物まで識別することも可能になります。HD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラでも同様にアナログ防犯・監視カメラの6倍の画素数で撮影ができます。

HD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラシステムのメリット

Full HD Resolution

HD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラ SD-CCTVとの画像比較 

HD-CCTV/HD-SDIではSD-CCTV(アナログ防犯・監視カメラ)に対して6倍相当の画面サイズで撮影することができます。SD-CCTVの水平解像度及び画素数は400~700TVライン、25~41万画素ですが、HD-CCTVの水平解像度及び画素数は1200TVライン、200万画素以上と圧倒的に高画質・高解像度を実現しています。

拡大しても細部までくっきり見える

HD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラ 拡大しても細部までくっきり見える
▲HD-CCTVカメラ(200万画素)とSD-CCTVカメラ(41万画素)を2台並べて同時に撮影した実際の画像です。
SD-CCTVカメラは画像を拡大すると映像が粗くなってしまいますが、
HD-CCTVカメラでは画像を拡大してもこの倍率では画像が粗くならずに拡大できます。

HD-CCTV/HD-SDI カメラは圧倒的な高解像度を実現し、映像の一部を拡大しても細部までくっきり見ることができます。アナログカメラでは見極め切れなかった部分もはっきり見えるので、これまでにない高い証拠能力を発揮します。もう少し解像度が高かったら…。アナログカメラでは多かったこんなシーンを大幅に減らすことができます。

動きのある被写体に強いプログレッシブ走査方式を採用

HD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラ 動きのある被写体に強いプログレッシブ走査方式を採用
▲HD-CCTVカメラ(200万画素)とSD-CCTVカメラ(41万画素)を2台並べて同時に撮影した実際の画像です。
被写体は走行中の自動車を撮影しています。解像度の違いも然ることながら、
動きのある被写体に対してもHD-CCTVカメラは圧倒的な撮影能力を発揮しています。

アナログカメラではインターレース走査方式という走査方式を採用していましたが、HD-CCTV/HD-SDI カメラではプログレッシブ走査方式という走査方式を採用しています。プログレッシブ走査方式では人の動きや車の動き等の動きのある被写体にブレが生じづらく、インターレース操作方式のアナログカメラと比べて動きのある被写体を撮影した場合に証拠能力が大幅に向上します。

HD-CCTV/HD-SDI 防犯・監視カメラシステムのデメリット

アナログ防犯・監視カメラと比べて配線距離が短い

アナログ防犯・監視カメラでは3C-2Vや5C-2Vの同軸ケーブルや電源ケーブル一体型のDCV-○○ケーブル等を使用することで手軽に長距離配線を行うことが出来ました。HD-SDI/HD-CCTV防犯・監視カメラはハイビジョンデジタル映像信号を一般的な同軸ケーブルを使用して非圧縮で伝送することができるのでアナログ防犯・監視カメラシステムの配線をそのまま流用できるケースもありますが、信号が極めてシビアな為、極端に配線距離が短くなってしまいます。配線可能距離の目安は下記の通りとなります。

使用ケーブル 配線可能距離目安
3C-2V 30m
5C-2V 60m
5C-FB 100m
  • 実際は上記配線可能距離よりも長くても使用可能な場合があったり、
    ケーブルの経年劣化等により短くても使用出来ない場合があります。
  • DVRとコンバーターで配線可能距離が変わることがあります。
    安定した配線距離を得たい場合は5C-FBケーブルをご使用いただくことをお奨め致します。

例えば既設で3C-2V同軸ケーブルや5C-2V同軸ケーブルがあったとしても、配線距離次第ではそのまま流用することが出来ない場合もあるので、場合によってはケーブルを新たに配線する必要が出てしまいます。配線距離を延ばす為のリピーターを使用することで問題を解決できる場合もありますが、機器代金が割高になってしまうのとリピーターに電源が必要なので電源を確保出来ないとリピーターを使用することが出来ない問題もあります。

ネットワーク遠隔監視においてハイビジョン画質でのリアルタイム監視は出来ない

HD-SDIはハイビジョン画質での監視が可能ですが、ネットワーク遠隔監視においてリアルタイム映像は映像データを軽くす為、ハイビジョン画質では無くSD画質に変換しています。その為、ネットワーク遠隔監視はハイビジョン画質でのリアルタイム監視は出来ません。ネットワーク遠隔監視において常にハイビジョン画質での監視を行いたい場合はメガピクセルネットワーク・IPカメラを使用する必要があります。なお、録画データの再生やバックアップを行った映像はハイビジョン画質での再生ができます。但し、ハイビジョン画質の録画データの再生やバックアップを行うにはある程度の回線速度が求められ、録画機器設置側、アクセス側共に光回線を推奨致します。
※ハイビジョン画質でのライブ監視が可能なハイスペック製品もあります。

大容量ハードディスク必須

アナログ防犯・監視カメラの6倍の解像度を有すると言うことは、それだけデータサイズも大きくなります。その為、HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラのハイビジョン映像を録画する為には大容量のハードディスクが必須となります。

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラシステム接続イメージ

HD-CCTV/HD-SDIカメラ1台をHDMI入力付きのTVモニターでライブ監視したい場合

HD-CCTV/HD-SDIカメラとHD-SDI→HDMIコンバーター、モニターで構成されます。
アナログ防犯・監視カメラシステムと違い通常のTVモニターの映像入力端子に接続しても映像は表示されません。映像をご覧いただくにはHD-SDI出力をHDMIへ変換するコンバーターが必要になり、コンバーター経由でHDMI接続によりモニターできます。その為、映像をご覧いただくにはHDMI入力を備えたモニターが必要となります。なお、HD-SDI入力を備えたモニターの場合はコンバーターを介さずにダイレクトに接続できます。

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラシステム接続イメージ[カメラ1台をライブ監視]

HD-CCTV/HD-SDIカメラをHD-SDI監視用デジタルレコーダーで録画する場合

HD-CCTV/HD-SDIカメラ必要台数とHD-SDI監視用デジタルレコーダー、モニターで構成されます。HD-SDI監視用デジタルレコーダーは標準でHDMI出力端子を備えている為、HDMIコンバーターが不要なので接続イメージとしてはアナログ防犯・監視カメラシステムとほぼ同様の構成になります。

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラシステム接続イメージ[カメラ4台を録画]

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラシステムを稼働させる為の基本的な構成

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラ

設置環境・設置目的に合った防犯・監視カメラを選定して設置します。

HD-CCTV/HD-SDI屋内用防犯・監視カメラ 屋内用防犯・監視カメラ
屋内設置のスタンダード防犯・監視カメラ
HD-CCTV/HD-SDI屋外用防犯・監視カメラ 屋外用防犯・監視カメラ
屋外への設置に対応した屋外用防犯・監視カメラ
HD-CCTV/HD-SDIドーム型防犯・監視カメラ ドーム型防犯・監視カメラ
景観を損ないにくいドーム型防犯・監視カメラ

HD-CCTV/HD-SDI監視用デジタルレコーダー

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラ映像を録画する場合に必要になります。

HD-CCTV/HD-SDI屋内用防犯・監視カメラ  

HD-SDI-HDMIコンバーター

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラ映像を通常のTVモニターでご覧いただく場合に必要になります。

YKS-6810HV HD-SDI/3G-SDI-HDMIコンバーター  

HD-SDIリピーター(中継器)

HD-SDI映像信号が届かない場合や伝送距離を延長したい場合に使用します。

HD-SDIリピーター(中継器)  

HD-CCTV/HD-SDI同軸ワンケーブルシステム

HD-SDI信号と電源を同軸1本で配線を可能にします。
同軸1本で配線したい場合や既設ワンケーブルシステムからのリプレース時に使用します。

HD-CCTV/HD-SDI同軸ワンケーブルシステム  

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラ対応ケーブル

HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラの配線に必要になります。

DCV-20HD HD-CCTV/HD-SDI防犯・監視カメラ用20m映像・電源ケーブル